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どうなる?Windows:Vistaの負債
(2008/12/16公開)

Windowsの未来

 Windows 7やクラウドコンピューティング、SaaSなどに関して、マイクロソフトはどのようにOS戦略を修正していくつもりでしょうか?Baselineが、現在と未来のWindowsOSを徹底検証します。マイクロソフトは、今後も、市場の支配を継続するのでしょうか?それとも、従来のエンタープライズ向けソフトウェア慣習が変革され、支配の座から追われるのでしょうか?

 Windows Vistaが企業界にリリースされて、ほぼ2年が経過しました。今では、マイクロソフトの長寿製品の評判が深刻な問題に直面していることが、かなりはっきりしています。Vistaの不評に-議論の余地のある-成功で対抗しようと、過去数ヶ月間、マイクロソフトは何百万ドルも投じた販売キャンペーンを展開しています。そして、再登場させる最新OSから最終的な不備を一掃すべく、現在、サービスパック2のベータテストを開始しています。

 しかし、マイクロソフトの旗艦製品にとって唯一の解決はその次にリリースされるWindows 7ではないか、と考えるアナリストや専門家は少なくありません。レッドモンド(マイクロソフト本社所在地)の上層部が、プロフェッショナルデベロッパーズコンファレンス(PDC)で大いに期待されるWindows 7の予告発表を行うとあっては、憶測も本格的に盛り上がるというものです(編集部注:2008年10月28日発表)。そこで、Baselineが、Windowsとその将来的な展望を徹底的に検証します。

 「残念なことに、現在マイクロソフトが直面している課題の大部分は、Vistaの不評を克服することです。財政面でも、テクノロジーの面でも、Vistaは成功とは言えません」こう語るのは、WebサイトSuperSite for Windowsのオーナーであり、Windows関連の著作でも有名なポール・スロット氏です。「全般的な意味で、今回のリリースの本当の主眼は、明らかに先行バージョンより向上した高品質の製品を、マイクロソフトは短期間で出荷できると、単に立証してみせることでしょうね」

 「Vistaが独立したOSで、個人のデスクトップで使うだけだったら、何の問題もありません。セキュリティーレベルも高いし、機能も多いし、検索エンジンは速いし、GUIも優れています」インフォーメーションテクノロジーインテリジェンスコープの社長兼アナリスト、ローラ・ディディオ氏は言います。「ところが、これらの機能を足していくと煩雑になる。そこが問題です」


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Copyright © 2008 Ziff Davis Enterprise, Inc.
Originally appearing in the U.S. Edition of Baseline. All Rights Reserved.