Information Technology Planning, Implementation and IT Solutions for Business - Baseline
LANの怪談:甚大な損失を呼びこんだ安売りの機器
(2009/03/04公開)
LAN恐怖談
ネットワークを管理するには、技能、ツール、問題を突き止めて解消する洞察を適切に組み合わせることが必要です
誰にも悪夢と化した最悪のネットワーク管理談があるはずですが、今日は、私の知っているよりすぐりの恐怖談をお話しましょう。読後にはきっとお分かりいただけると思います-時として、予期せぬ事態を予期しなくてはならないことが・・・
不良メディアコンバーターの話
初めてファイバーネットワークが実装されて、メディアコンバーター(ファイバーと銅線を接続する変換器)を使わなくてはならなかった時のことを覚えていますか?大手自動車会社のエンタープライズアーキテクトとして働くエリック・キミノー氏は、決して忘れません。こんな体験をしたからです...。
「フィールドサポートエンジニアとして、テキサスにある大手石油企業の現場に呼ばれた時のことです。任務は、NFS(ネットワークファイルシステム)サーバーの性能に関連した問題の調査でした。メインファイルサーバーは別棟にあったのですが、不思議なことに、そのサーバーと交信できるワークステーションと交信できないワークステーションがありました」
「フロア分岐スイッチと建物コアルーターの接続には、高速の銅相互接続を使用し、ほかの建物との構内WAN接続には、メディアコンバーターでファイバーに戻して接続していることが分かりました。具体的に、使用されていたメディアコンバーターはコアスイッチにARP(アドレス解決プロトコル)キャッシュをためる設定になっていました」
「複数のサプライヤーや敷設業者と念入りなトラブルシューティングを行い、およそ100人時の工数を費やした結果、ようやく、銅とファイバーを結んでいるメディアコンバーターのパスの半数に不良があることが判明しました。そこで、問題のメディア・コンバーターを外し、接続を取り払い、ARPキャッシュをリセットさせるだけで問題は解決したのです。性能に関するすべての問題が一挙に解消です」
「解決に至るまでには、負荷ツール、トラフィックアナライザおよびプロトコルアナライザ、スイッチOS診断、TCPスタックレベルカーネル診断、複数のハードウエア業者およびサポート要員を適宜動員しました。わずか100ドルのメディアコンバーターが引き起こした問題を解決するために、それだけのリソースを要したわけです!」
「もちろん、その後、建物の随所に使用されていた40個あまりのメディアコンバーターの品質を徹底的にチェックしたところ、何らかの程度の欠陥がある、あるいはネットワーク品質を大幅に低下させる一因となっているものが、およそ20%存在することを突き止めました。そのため、高品質なファイバーパッチパネルを実装し、コアからパッチパネルまでエンドツーエンドのファイバー実行によるWANリンクを実現して、環境からメディアコンバーターを一掃する決定がなされました」
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Originally appearing in the U.S. Edition of Baseline. All Rights Reserved.








