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節約とグリーンIT:モッタイナイのつもりが、逆効果!適正なサーバーの交換時期は?
(2008/11/20公開)

標準化で向上する稼働率

 投資対効果を提示し、「えー、なんで人」を納得させたところで、インテル社は現在、背景整備に挑戦しています。まず第一段階は、冗長性の削減とすべてのデータセンターの協調的な運営向上を目的として、環境と業務の標準化に取り組むことでした。それと言うのも、2006年に同社がデータセンターの状況を調査した結果、150のデータセンターが(デービス氏の言葉を借りるなら)「何にせよまったく相乗効果とは無縁で、ばらばらに存在していた」からです。


 標準化によって稼働率が向上しますが、インテル社はデータセンターの「典型的な」稼働率ではなく、80~90%という前代未聞の高稼働率を目標に設定したと、デービス氏は補足します。


 「誰に聞いても同じ、つまりコンピュータの使用率は常に10~15%です。80~90%などという稼働率はありません。私たちの目的はこの率を上昇させることでした。稼働率が上昇すれば、統合に着手できます。標準化を行ってプロセスを整備した結果、稼働率が上昇し始めました」


 これは、仮想化、グリッドコンピューティング、クラウドコンピューティングを始めとする、数多くの戦略の成果でした。同時に、サーバーを一新し、その過程でサーバーの数を減らしながら、ジョブの質を高める努力が進められました。


 効率化プログラムが開始される以前、デービス氏の報告によれば、インテル社は90,000台のサーバーを2014年までに225,000台へと増やす方向に向かっていました。目標では、その数を6年間100,000台に維持し、各サーバーによるコストと電力の消費を大幅に削減します。


 「目標を実現できる唯一の方法は、古いハードウエアを処分することでした」デービス氏は当時を振り返ります。「おそらく7年も8年も経過したサーバーに頼っていた私たちも、ほかの人と同じ過ちを犯していたわけです。データセンターの電力消費を削減するためには、古いサーバーを一新する必要がありました」


 デービス氏のチームはサーバーの使用期限を4年と設定しました。保守契約そのほかに関して、インテル社の利幅や利益が減少し始めるのがこの時期だと特定できたためです。サーバーを新しく取り換えるにつれて、高い稼働率や社内で開発されたデュアルコアやクアッドコアなどの革新技術を活用して、環境内のサーバー数を減らしていきます。


 「古い1台を新しい1台に置き換える必要はありません。今では、4台を処分して1台を入れる割合です」


 インテル社は2008度に20,000台のサーバーを取り換える予定ですが、今後数年にかけて同程度の交換が予測されます。


 「現在使用している85,000台のうち、(およそ)60,000台を新しくするつもりです」とデービス氏は言います。

(原文掲載:2008年10月20日)
(編集部より:次回は、2008年11月21日に公開予定です)
原文へのリンク

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Originally appearing in the U.S. Edition of Baseline. All Rights Reserved.