Information Technology Planning, Implementation and IT Solutions for Business - Baseline
Innovate Our Way!:S・ジョブズの流儀
(2009/03/09公開)
悪い状況を機会に変える
ビジネスの歴史を見ると、非常に有名な製品、ブランド、企業の中には、経済が悪化している状況で生まれたものがあります。
2001年10月、米国は景気後退にあると公式に発表されました。企業は数千人の従業員を解雇し、高給を稼いでいた多くの製造業や専門職の従業員は、はるかに給与の少ないサービス職に移ることを余儀なくされました。
Appleはこの時期に、ぜいたく品と見なされるかねないiPodの発売を選択しました。
今日では、MP3プレーヤーを持つ10代のうち84%がiPodを使っています。オンラインで音楽を購入した人のうち、93%はiTunes Storeを使っています。MP3プレーヤーの購入を考えている人のうち、70%がiPodを買うことを計画しています。
発売当時、AppleのCEOであるスティーブ・ジョブズ氏は次のように話しています。
「当社は、大量のレイオフは行いません。当社は才能ある人々を集めており、現在の苦境を脱する道は、革新的な新しいビジネスの方向性を生み出すことであると考えています」
2003年のBusinessWeek誌のインタビューでは、さらに詳しい話をしています。
「過去数年間、テクノロジーに関しては停滞を起こしており、テクノロジーの未来にかかわることは何も起こりませんでした。多くの企業が削減を選びました。その企業についてはそれが的確な選択だったのかもしれません。当社は別の道を選びました。われわれが信じているのは、(顧客に)優れた製品を提供し続ければ、製品は売れ続けるということです。そして、当社はそのとおりのことをやっています」
これは偶然の成功だったのでしょうか?そうは考えられません。Apple自身が、1976年のエイプリルフールの日に、世界的な不況の中で起業された会社です。今日のAppleは全世界に約32,000人の従業員を抱え、年間の販売額は325億ドルに達しています。
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