Information Technology Planning, Implementation and IT Solutions for Business - Baseline
テクノロジー分野のリーダーは誰か
(2009/02/09公開)
過去の成功と未来への期待
連邦政府は常に、この国のテクノロジーの進化に重要な役割を果たしてきました。第二次世界大戦以後に政府が果たした役割のうち、おそらくは最も目立つものとして、インターネットの開発が挙げられるでしょう。また、ハードウエアやソフトウエアへの莫大(ばくだい)な投資も、それほどよく知られてはいませんが重要なものです。国家資源委員会(National Resource Council)は次のように述べています。
米国が現在ハイテク分野でリーダーシップを発揮しているのは、この国の科学とテクノロジーのインフラに対して戦後開始された、政府による多額の投資のおかげです。このポリシーの主要な要素には、大学の研究システムの構築や奨学金制度、ほかでは得られないような学問の自由と研究施設の提供により他国の有能な人材を勧誘したことなどが含まれます。知識を基本とする経済で米国がリーダーシップを維持するには、この制度的な資金を新たな要求と機会に応じてアップグレードし、適応させることが必要となります。
実際に、あらゆる目が経済に注がれている今日では、われわれの生活を豊かにするためにテクノロジーが果たしている重要な役割を理解することが必要となります。委員会は、さらに次のように述べています。
米国の経済成長の再生基盤となるメカニズムがはっきりと焦点になってきています。この流れは、ITの価格低下の加速により発生し、1995年に半導体の製品サイクルが3年から2年に転換したことにより推進されたものです。価格低下により投資ブームが引き起こされ、このブームは1990年代後半にピークを迎え、2001年の景気後退によってかなり勢いを失ったものの、現在では回復しています。
コンピュータへの投資は、より迅速な成長の圧倒的な要因となりましたが、通信機器やソフトウエアへの投資もまた、重要な貢献を果たしています。
今後5年間、政府レベルで決定を行う人々は、このサクセスストーリーのポリシーの責任を継承することになるでしょう。それはつまり、この国を技術製品の製造や研究の魅力的な環境としてきた税金やそのほかのインセンティブ、若者が技術畑に進むことを奨励するポリシー、民間および政府の研究開発パートナーシップによって企業が単独では出資できないような計画を可能にしたこと、そして他国との貿易協定です。
現在われわれを最も悩ませている問題である、テロ、経済、医療、さらには通勤環境の改善といったものにも、技術的なソリューションが存在します。われわれは、政府がこのような対策を打ち出すことを期待しています。この国の政治家が成功するか失敗するかには、テクノロジーをどのようにマネジメントするかが鍵となるでしょう。
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