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どうなる?Windows:Windows 7への期待
(2008/12/17公開)

Windows 7への期待

 それにしても、Vistaに関してはもう手遅れかもしれません。Windows MEをWindows 2000が埋め合わせたのと同じように、Vistaを埋め合わせるのがWindows 7ではないかと考えるアナリストもいます。

 「単にVistaで犯した過ちを繰り返さないだけでなく、過ちを修正するためにマイクロソフトがどういう作業を行っているのか、まず、その点が気になりますね」と、ディディオ氏は言います。「Windows 2000には、第三者のアプリケーションやユーティリティーと下位/上位互換性がありました。マイクロソフトは、余分な設定をしなくてもWindows 2000と同じ類の互換性を提供する製品として、Windows 7をリリースする必要があります。つまり、鍵を握るのは統合と相互運用性です。たくさんの人がVistaを省略するつもりなのも、それが理由ですから」

 典型的な企業ユーザーや個人ユーザーが一番欲しがっているのは、マイクロソフト製品が従来提供してきた簡便性だと、ディディオ氏は確信しています。だから、マイクロソフトはVistaで果たせなかった約束をWindows 7で果たす必要がある、と説明します。「起動させるだけで仕事をこなしていく。余分な手間は一切なし。それがユーザーの要望です。検索とクエリーを強化してほしいですね。それと、VistaにはWinFSストレージシステムがなくてとても失望しましたから、その点を手直しする必要があります」

 最大の問題は、しかし、高品質な製品を短期間でリリースしようとする性急さにあるのかもしれません。マイクロスソフトは、リリース予定を2009年暮れあるいは2010年始めと発表しています。ディディオ氏や一部のアナリストは、特にVistaで発生した遅れを考えて、この予定に懐疑的です。

 一方、スロット氏を始めとするほかの人々は、マイクロソフトが予定どおりに、それも優れた製品を、リリースするだろうと考えています。今週開催されるPDCでWindows 7初期ビルドが発表されれば、マイクロソフト開発チームが早期に目標を達成できることがはっきりするし、Windows最新バージョンがかなり前進していることに驚かされるだろうと、スロット氏は確信しています。

 「マイクロソフトは初めてのお披露目で、アナリストや評論家にWindows 7を印象付ける心積もりです。誰もが衝撃を受けるだろうと、私も思っています」

 Windows 7がもっとも興味をそそる点のひとつは、Vistaでは組み込みだった諸機能が単体として分離される見通しです。「いくつかの製品のバンドルしないという話を耳にしました。Windowsの一部が、今度はWindows Liveに回されます。とても賢いやり方です」と、スロット氏は言います。


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Originally appearing in the U.S. Edition of Baseline. All Rights Reserved.