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LANの怪談:のろいの医療システムネットワーク
(2009/03/06公開)

LAN恐怖談

 誰にも悪夢と化した最悪のネットワーク管理談があるはず...。今回は身の毛のよだつ恐怖談の最終回だ。

断続的にネットワークからの応答が遅くなる話

 これからお話しする実話のように、長年にわたって、イーサネットポートのデュプレックスモードの不一致がひどい状況を引き起こしていました。テキサス州アーリントンに本社を置くヘルスケア複合企業テキサス・ヘルス・リソーシズ(THR)は、ユーザーから、ネットワーク接続が遅いという苦情を受けていました。

 「理論上、大多数のネットワークカードは速度とデュプレックス設定を自動的に感知します。しかし、これはPCの場合です」こう語るのはTHR社ネットワークエンジニアリングインフラグループのマネジャー、グレッグ・エスラー氏です。「わが社の場合、THRネットワーク上に36,000のデバイスが存在しています。その約60%はIVポンプ、医療用スキャナー、モニターなど、臨床での患者ケア機器です。したがって、通常のPCベースのオペレーティングシステムで動作しているわけではありません」

 「THRのWANは13の病院と140の診療所や事務所を結んでいます。これだけの数のデバイスが300マイル以上にわたって散在しているのですから、たった10名の私の部下だけで管理するのは大仕事です。3,100以上のスイッチ、ルーター、ワイヤレスコントローラに目を配らなくてはなりません。多数のポートに加えて、です。1年ほど前まで、私たちは手と足を酷使してシステムを監視していました」

 「その後ネットコーディア(Netcordia)社のNetMRIを導入してからは、ネットワークインフラストラクチャを効率的に管理できるようになりました。現在では、作成したコンフィグレーションテンプレートを自動的に作れるので、あちこちのスイッチをいじる必要はありません。また、どうしてもコンフィグレーションミスのひとつやふたつは出てくるものですが、そんなミスコンフィグレーションを簡単に突き止めたり、アプリケーションやデバイスの性能に影響を及ぼす細かい問題の解消もできるようになりました。私たちの作業効率は大きく向上しました」

 以上の恐怖談から、技能、ツール、問題を突き止めて解消する洞察を適切に組み合わせながらネットワークを管理する必要性を納得していただけたことでしょう。


(原文掲載:2008年10月30日)

原文へのリンク


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Originally appearing in the U.S. Edition of Baseline. All Rights Reserved.