Information Technology Planning, Implementation and IT Solutions for Business - Baseline
ライバルはもうやっている!トライアングル作戦
(2009/03/11公開)
変革のトライアングル
不況の中で新製品を発売したApple、新雑誌を発行したTime。なぜこのようなことができたのでしょうか。
筆者は以前、「変革のトライアングル」と呼んでいるものについて記事を書いたことがあります。これは、すべての企業が現在の経済状況にかかわらず同時に行う必要がある、3つの行動を表したものです。それは、1)役に立たなくなった作業を排除する、2)引き続き行う活動の方法を改善する、3)結果として得られたコスト削減を新たな活動に利用する、というものです。
このような方法でビジネスを運営している企業は、突然ブレーキを踏み込んだり、多くの従業員を解雇したり、あらゆる部門で出費を削減したりするような必要はないでしょう。一般にこうしたアクションを景気後退の状況で行えば、嵐の中から抜け出し、来るべき好景気への準備ができるのです。
この方針で重要なことは2つです。企業のビジネス管理はテクノロジーの管理と集約させる必要があります。ビジネスの実行のために、この重要性はますます増しています。分割された企業は変革されず、集約された企業と競合できません。
もう1つの重要な要素は、このトライアングルの中心となるのは顧客だということです。顧客の役に立たない活動はやるべきではありません。結局のところ、金を出すのは顧客です。
一般に信じられていることとは逆に、Razeghi教授の言うように、不況時は顧客と真に関係を築くための絶好の機会なのです。
「景気後退により、市場の要求が消え去るわけではありません。要求は依然としてあるだけでなく、新たな要求も生じます。困難な不況時には、むしろ好況で、市場が皆の『すばらしいアイデア』で満ちているときよりも、市場の要求が表に出てくるものです。好況時の『すばらしいアイデア』というのは多くの場合、既に満たされた要求を追いかけているに過ぎません。市場の方向性が変化するときは、何が必要とされ、なぜ必要とされるかについて考慮されるため、市場で本当に望まれているものを正確に把握しやすくなります。不況時には、われわれはよりよく考え、認識し、集中するようになるのです」
このような場合、とにかく簡単な解決策、つまり削減と廃止を求めるというやり方があまりにも多く見られます。すべての人が犠牲を払うべきだ!こんなやり方はうまくいきません。誰もがパニックに陥っているとき、一部の企業は困難を乗り越えて静かに前進しているのです。このような企業は、組織内で対立していた部門を集約し、一部の作業を廃止し、残った作業をより効率化し、新しい作業に投資するという戦略を実行しているのです。
そして顧客は依然として存在しており、好況時にも増して企業が提供する製品を求めているのだということを、こうした企業は理解しているのです。
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