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PHPフレームワーク「CodeIgniter」:厳密な検証
(2008/12/19公開)

PHPフレームワーク「CodeIgniter」で厳密な検証を行う

 PHPフレームワーク「CodeIgniter」に関する、全9回からなるこの連載の第5回へようこそ。前回の記事では、ユーザーがHTMLフォームを通して送信した情報を、CodeIgniterを使ってチェックする簡単な方法をお見せした。ただし、前回行ったチェックは非常に単純なもので、実際にはユーザーから提供されたデータは、さまざまな目的にしたがって厳密にチェックし検証する必要がある。今回の記事では、前回登場したアプリケーションの検証メカニズムを改良する方法をお見せすることにしよう。

はじめに

 コードの再利用性(code reusability)はPHPプログラマーによく知られている、強力な概念である。これにより、プログラマーは「車輪の再発明」をすることなく、複雑なWebアプリケーションを構築することができる。サードパーティー製のフレームワークの分野においては、当然このコードの再利用性という概念はまさに王道とも言えるものだ。フレームワークの開発自体の主な目的が、何度でも使えるクラスや関数を提供し、PHPプログラムの作成を迅速化することにあるからだ。

 もっとも、迅速なアプリケーション開発のために特定のPHPフレームワークを実際に選ぼうとすると非常に多くの選択肢があり、当然それぞれに長所と短所がある。しかし、どのパッケージを選ぼうかと頭を抱える前に、「CodeIgniter」(http://codeigniter.com)を検証していただきたい。「CodeIgniter」はPHP 4で書かれたソフトで、モデルビューコントローラのパターンを利用して、機能満載のPHPアプリケーションを開発する助けとなってくれる。そして、何と言ってもこれらすべてが分かりやすいプログラミングインタフェースで行えるという際立った利点がある。

 「分かりやすい」と言えば、本シリーズの前回の記事では「CodeIgniter」のバリデーションクラスを使って、単純なwebフォームで基本的なチェックを行う方法をご説明したことを思い起こされることだろう。検証処理全体の本質は、フォームの各フィールドが空白かそうでないかを確認するコントローラクラスを作ることのみに集約できた。

 加えて、この処理の結果によって、コントローラは簡単な確認ページを表示するか、最悪のケースではフィールドに正しく記入するように促すエラーメッセージともに、サンプルWebフォームを再表示する。

 しかし先にも述べたように、このオンラインフォームにおいて行ったチェック処理は極めて単純なものだった。第5回の今回は「CodeIgniter」のバリデーションクラスを利用して、典型的なHTMLフォームから収集されたデータを、さらに厳密に検証する方法をお見せする。これは、ユーザーが入力する情報をフィルタリングするのに非常に役立つ。

 では、早速「CodeIgniter」で入力データの厳密な検証を行う、簡単なステップを学んでいこう。さあはじめよう!


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Originally appearing in the U.S. Edition of Dev Shed. All Rights Reserved.