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どう選ぶ?オープンソースのCMS
(2009/02/16公開)
何を選ぶか?
それぞれのシステムの長所を考慮する前に、CMSを選ぶ際に基礎とすべきいくつかの要素を理解しておく必要がある。それの要素には技術面の事柄もあれば、業務面のものもある。
目的を考える
最初に考えるべき事柄は、導入しようとしているCMSが果たすべき役割だ。これは下記のような質問に答えていくとわかるだろう。
・そのCMSが作動するのは、イントラネット上か、インターネット上か、あるいはその両方か。
・現在のパブリッシング・システムは置き換えられるのか。この点は、新規システムに既存データを移動させるときや、現行のシステム条件との互換性にかかわってくる。
・どのようなコンテンツを公開するのか。つまり、単にテキスト文書のページなのか、特殊なレイアウトが求められる画像入りの複雑なページなのか、あるいは動的に作成されるコンテンツなのか、など。
・そのCMSが扱うのはどのくらいの量のデータなのか。
CMSを実際に選択するときは、上記の評定によって得られた情報を、それぞれのシステムの能力や長所と比較考察してみることにより、導入しようとするCMSが必要に合ったものとすることができるだろう。
優先順位をつける
基本的な目的が定まったところで、選択するCMSの機能の中でどれがもっとも重要なものか優先順位をつけていくとよい。必要な機能をリストアップし、もっとも重要な機能から順番に並べてみる。機能リストには以下のような点が含まれることだろう。
・複数の著者のサポート
このシステムは複数の著者をサポートし管理する必要があるか。例えば、複数のコンテンツ所有者を許可しつつ、許可されていない著者による文書の変更を防ぐ必要があるか、など。
・設定なしで使用開始できる機能
追加モジュールを入手したり作ったりしなくても、全部かあるいはほとんどの機能を使うことができるCMSである必要があるか。
・オーサリングツール
コンテンツがCMSの心臓だとするならば、著者はその鼓動ともいえる。著者が楽に仕事ができるようなツールをCMSが提供しているかどうかを確かめるのは大切なことであるといえるだろう。
・メタデータの管理
CMSはメタデータ管理のための十分なツール類を提供しているべきで、検索機能やマルチプラットホームに対する配布、コンテンツの再利用性、リンクなどのニーズに合っているかどうか調べる必要がある。
・追加モジュール
後になって、サイトに機能追加をしたいと思うようになるかもしれない。機能拡張するためには、適切なモジュールが入手できるかどうかは極めて重要な事柄だ。
・使いやすさ
CMSの操作や維持管理は、ユーザーとサポートスタッフの技量の範囲内でできなければならない。高技術のソリューションをいったん立ち上げても、操作方法や維持方法がわからないものであれば全く意味がない。
・テンプレートの構造と柔軟性
サイトのルック&フィールを変更するためにはCMSの持つテンプレートが鍵となってくる。この面での必要に応じて、テンプレートには細心の注意を払うことが必要かもしれない。必死で新たなことを学ばなくても、すばやく簡単に変更ができるかどうかを確かめておく。
テクノロジー
CMSを選ぶときに考えたい大きな要素の1つに、どのようなテクノロジーをベースにそのシステムが組まれているかという点だ。サードパーティー製のテクノロジーを使っている場合も、それが何かを知っておく必要がある。そのことは、CMS自体の維持管理やサポート体制に関係してくるだけでなく、システムを走らせるハードウエア環境やソフトウエア環境にも影響を及ぼす。
オープンソースのCMSは多くの場合、PHP、Java、Perl、XMLのいずれか、あるいはその複数をベースに作られているが、現在のところ大多数はPHPベースとなっている。ただし、小数のものは、PerlやPythonなどほかのテクノロジーを使っているものもある。そこで、PHPベースのシステムだともっとも多くの選択肢に恵まれることになる。が、ほかのテクノロジーの方がより良く扱えるインフラ(つまり、ハードウエアやソフトウエア、また人的資源)があるかどうかということも、最終決定を下すのに重要な要素となりうる。
業務
CMSを導入しようとする組織の大きさや性質によって、コストやトレーニングのニーズ、保証体制、サポートと維持管理に関する取り決め、拡張性や技術面での制約など、いくつかの業務上の側面を考慮に入れる必要がある。
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