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WindowsベースのUbuntuインストーラ「Wubi」
(2009/03/23公開)

WindowsベースのUbuntuインストーラ「Wubi」の紹介

 最近ではUbuntuが大勢の人々に認知されつつあり、世界でもっとも人気のあるLinuxディストリビューションとなっている。Ubuntuは確かに、使い勝手と柔軟性に富み、最重要な点として平均的なユーザーにも抵抗なくLinux環境を提供してくれる最新型のオペレーションシステムと言えよう。この記事では、WindowsベースのUbuntuインストーラである「Wubi」をご紹介しよう。Wubiはほかの典型的な、Windowsアプリケーション用インストーラと同様の働きをするのだ。

 実はUbuntuの標準インストーラ自体、それほど難しいものでもない。ただWubiは、ユーザーがUbuntuを試してみるにあたって、別の方法の提供を試みているものなのだ。Wubiを利用すると、Ubuntuのインストールを高速かつ安全に、また簡単に行うことができ、またインストール処理全体を非常にスムーズに実行できる。また、オープンソースなので無料であることは言うまでもない。

 賢明な読者はWindowsアプリケーションのインストールやアンインストール方法についてはすでによくご存じだろう。Windowsインストールでは、普通いくつかのウインドーが表示され、各ステップで何度か「次へ」のボタンをクリックするものだ。ただし、Wubiが登場するまでは、別のオペレーティングシステムを(特にLinuxの場合)インストールするのはそれほど単純ではなかった。そこでこれまでLinuxをインストールするのにちゅうちょしていたのなら、今こそその壁を打ち破るときだ。

 多くのLinux初心者にとってさらに心配の種になり得るのは、Linuxの場合、自分のハードに適合するディストリビューションを選択する必要があると言うことだ。確かに完ぺきなLinuxディストリビューションというものはあり得ない。しかし、Ubuntuは初めて使うには最高のディストリビューションと言えるだろう。完全に動き、かつ安定しており、信頼性が高く、機能満載のオペレーティング・システムでありながら、平均的なユーザーが楽しく使うことができるようになっている。それに利用するのも非常に簡単だ。

 Ubuntuはインストールせずとも「Live CD」だけで試用することもできる。ただ、これは長期的に見れば最善の方法とは言えない。再起動するたびに、設定やオプションなどの変更個所が消えてしまう。もちろん保存することもできるが、それは例外的な措置にすぎない。Ubuntuを「本当に」インストールするにはパーティション設定が必要になってくるが、ここで怖くなるユーザーも存在する。ちなみに、パーティション設定とは、HDDをいくつかの部分に分割し、それぞれに区画を割り当てていくことだ。

 長期的にUbuntuを試用するためには、Wubiを使うのがもっとも抵抗を感じず使えるインストール方法だろう。しかも安全な処理と言える。なぜならいつでもアンインストールして元に戻すことができるからだ。またWubiのインストーラは、常に最新で最適なバージョンのUbuntuを公式サーバーからISOイメージでダウンロードしてくれ、指定した場所にインストールを開始してくれる。どこへでも、パーティション設定やフォーマットなど恐ろしい処理なしにインストールを行ってくれるのだ。

 関心を持っていただいたところで、Wubiについてさらに詳しく説明しよう。


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