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Active Client Pageの単純な例
(2009/02/10公開)

「戻る」ボタン

 Ajax手法を使ってActive Client Pageを作成する場合、ブラウザでどれだけ多くのページを表示しても、「戻る」ボタンは無効になっています。これは、ウィンドウが変更されていないためです。ブラウザの「更新(リロード)」ボタンをクリックすると、最初のページが表示されます。

 「戻る」ボタンと「進む」ボタンが必要な場合、独自にそれらのボタンを作成する必要があります。これらのボタンは、Webページの内部、左上隅に作成できます。それぞれのボタンがクリックされたとき、必要なページが(配列から)表示されるよう、ボタンのコードを作成する必要があります。この単純な例では、各ページはマスターページ内の配列に、文字列形式で保持されています。ページのコンテンツが互いにほかのページに依存していなければ、ボタンに対応する関数の作成は簡単です。

Webページを受信と同時にレンダリングする

 Ajax手法を使ってActive Client Pageを作成する場合、最初のWebページは、ブラウザに到着すると同時にレンダリングする必要があります。通常のCSSフローに従ってWebページを設計する場合も、すべての条件が同じであれば、ブラウザに到着すると同時にレンダリングを行う必要があります。

 ここで主な問題となるのは、HTMLテーブルです。データの到着と同時にテーブルをレンダリングするには、テーブル定義の最初で列のプロパティ(幅など)を宣言します。特に、"0*"を使用して列の幅を指定することは避けてください。列の幅を指定しないと、データの到着に従ってテーブルを増分的にレンダリングできません。

 ここで肝心なのは、テーブルの列幅の値を、テーブル定義の最初で指定することです。幅はピクセル単位、パーセント、または「width="3*"」などの比率で指定できます。

Active Client Pageの利点

 今回の記事の最後に、Active Client Pageの利点について再度説明します。

 Active Client Pageを使うことで、サーバーに格納されている情報とその分析結果は、インターネット接続の速度にかかわらず、すばやく表示されます。低速のインターネット接続経由では、最初のページのみダウンロードに時間がかかる可能性があります。

 Webページの作成者がページに多くのスクリプトを含めるようになってきていることから、ページのサイズは増大しつつあります。このため、ダウンロードの時間が長くなる傾向があります。Active Client Pageを使用すると、ダウンロードに必要な時間を短縮できます。

 スクリプト言語を十分に理解していれば、サーバー側のプログラムではなく、クライアントのスクリプトを使用して解析を実行でき、ホスティングの料金を節約できるようになります。

 Active Client Pageを使うと、サーバーの負荷を軽減し、World Wide Web全体の速度も向上できます。もしすべてのクライアントがActive Client Pageを使うなら、処理がサーバーではなくクライアント側で行われるようになり、クライアントは、サーバーがほかのクライアントにサービスしている長い時間を待つ必要がなくなります。言い換えれば、サーバーがクライアントに対応するための時間を節約できます。N層システムの目標の1つは、サーバーを作業から解放することです。Active Client Pageもまた、この目的を果たすことができます。

 今回の記事はここまでです。次回の記事で、この説明の続きを行います。

(編集部より:次回は、2009年2月17日に公開予定です)

(著者:Chrysanthus Forcha)

原文へのリンク

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