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PHPのデバッグにX-debugを使おう
(2009/03/19公開)
X-debug拡張機能
プログラムを組んだことのある人なら誰でも、デバッグの必要性は理解しています。プログラムに使う言語にもよりますが、デバッグに役立つツールは幸い数多く存在します。PHP用の非常に優れたデバッグツールとしては、X-debug拡張機能があります。今回は7回にわたる連載記事で、X-debugの能力について解説し、この機能をプログラマーのツールボックスに追加する方法について説明します。
はじめに
プログラマーがデスクトップ用またはWebベースのアプリケーションのどちらを開発するかにかかわらず、デバッグは疑いなく、取り組む必要のある最も重要なタスクの1つです。PHPはインタープリタ言語なので、この言語を使うとデバッグをより迅速にできます。
PHP自身には、基本的なレベルでプログラムのデバッグを行う単純なシステムがいくつか組み込まれているだけです。例えば、php.iniファイルに含まれている「error_reporting」と「display_errors」ディレクティブを有効にし、広く知られている「var_dump()」関数に「echo」ステートメントを組み合わせることで、実行時エラーを比較的簡単にデバッグできます。
しかし、より高度なデバッグ処理を必要とする状況も存在します。このような場合、関数が正しい順序で呼び出されているか、あるいはクラスが予期した出力を実際に生成しているかなどをチェックすることに加え、アプリケーションの側面を確認することが必要となります。
こうした特別な条件では、特定の変数の状態を評価したり、スクリプトの実行に必要な時間を測定したり、さらには特定のクラスが各メソッドをいつ、どのような形式で呼び出すかを判定したりする処理が不可欠です。当然、このような詳細なデバッグ処理を実行するための最も簡単な方法は、今日では多くの種類が利用可能なサードパーティーのライブラリを使うことです。
ごく簡単な形式で使え、優れた結果を得られるデバッグライブラリはたくさんあります。中でも優れた機能を持ち、習得が簡単で、インストールの条件が最小限である便利な拡張機能に「X-debug」(http://x-debug.org)があります。
今回の記事では、X-debug拡張機能に含まれている主な機能の概要を説明し、読者がこの拡張機能を使って、自分のPHPアプリケーションのデバッグを手早く、面倒なく、始められるようにします。
前置きはこれまでにして、X-debugパッケージの実際の能力について解説しましょう。
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