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ゲームプログラミング:音をつけてみよう
(2008/10/31公開)

サウンドの処理

 ビデオゲームでは、ゲームの音楽や効果音という要素も重要です。これらの特別な効果を実現することは、従来は非常に困難でした。ここでは、SDLによって、この重要なタスクが非常に簡単に行えることを説明します。

 音楽のないゲームは、スパイスのない料理と同じです。効果音がなくてもゲームをプレイすることはできますが、没頭できるような環境を作り出すことはできないでしょう。SDLが登場する前は、効果音を実装するのは非常に複雑であるか、出力がごく限られていました。

 SDLには、コアおよび拡張ライブラリが含まれています。コアライブラリは、wavファイルを操作する機能を提供します。拡張ライブラリを使用すると、mid、mpeg-1などのフォーマットのサウンドを、ゲームの環境に統合することができます。以下の3つのセクションでは、コアオーディオライブラリについて解説します。最後のセクションでは、最初のセクションで導入されたAPIを使用してアプリケーションを作成します。このアプリケーションは、さらに拡張することも可能です。

SDLでのサウンドの再生

 サウンドは、SDLのサブシステムの1つです。しかし、ほかのサブシステムとは異なり、サウンドは初期化の必要があるだけではなく、ビデオモードのセットアップと似た方法でオープンする必要があります。その後でも、サウンドを使用するには再生ルーティンを使用する必要があります。アプリケーション内でサウンドを使用する基本的な手順は、次の3つです。

1.オーディオの初期化
2.オーディオのオープン
3.サウンドの再生

 フォーマット、トラックの秒間データ量、そのほかの要素が考慮されるのは、2番目の手順です。以下では、各手順の詳細について説明します。

オーディオの初期化

 アプリケーションでオーディオを使用する最初の手順は、オーディオサブシステムの初期化です。この操作を行うには、オーディオサブシステムを参照しているパラメータ、つまりSDL_AUDIOを渡します。実際のコードは次のようになります。


SDL_Init(SDL_AUDIO);



 この動作は、ほかのサブシステムを初期化する動作と同じです。


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Copyright © 2008 Ziff Davis Enterprise, Inc.
Originally appearing in the U.S. Edition of Dev Shed. All Rights Reserved.